テレビ番組の見逃し配信は、以前はあくまでもテレビ放送の「おまけ」的な形で、そこまで重要視されていませんでした。しかし最近では、TVerの再生回数がメディアで取り上げられることも増え、テレビ視聴率並み(場合によってはそれ以上)に重要視されるようになってきました。
テレビ視聴率は、モニターとなる家庭(関東地域で600軒程度)に視聴率測定機が置かれており、その視聴データを集計したものですが、TVerなどのデジタル配信は再生回数などリアルタイムのデータとしてテレビ局側が把握することができます。
アプリの場合は、登録時に性別や年代や地域などの設定があると思いますが、どの地域のどの層がどの番組をどれくらい見ているかなども分かるので、戦略も考えやすいというわけです。(飛ばせないCMもあるわけですからスポンサー側も狙い撃ちがしやすいなどなど)
【無料配信について】
視聴料は無料です。スマホで見る場合はアプリをダウンロードし、登録が必要。
基本的に1週間の視聴期間あり(次回の配信前までという場合も)。
現在無料配信の代名詞といえば「Tver」です。
・TVer(日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日、TBS、テレビ東京、NHKと、その系列地方局のテレビ番組が視聴可能。ゴールデンタイムはリアルタイム配信対応の番組も)
また、テレビ局が独自で運営する無料配信サイトもあります。
こちらも無料で1週間の視聴期限があります。配信番組数はTVerに比べて少ないですが、地方局なども独自に運営されているので要チェックです。
【有料配信について】
今後注目したいのが、Paravi、Huluなどの有料配信です。
登録は有料で、月額1000円前後のところが多いです。
CMが入らないのが特徴です。配信期限はなく、過去作まで見られます。(配信終了や期間限定配信の場合もありますが)
視聴者としては有料な分ハードルが高いですが、テレビ局としては無料配信よりも持続的に利益が見込めるほうに持ち込みたいのが本音というところ。そのため、有料配信のみの番組や未公開場面やアナザーストーリーがあるわけです。
2ヶ月無料などのキャンペーンがあったり、解約はいつでもできるので、用途に合わせて加入されるのもいいと思います。
あとで、NEWSの3人が出演する番組の有料配信について載せていきたいと思ってますので、またそちらもご確認くださいね。